OUR VOICES

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“目が合う”瞬間から始まる、
記憶に残るラグジュアリーな体験

2013年入社

営業部 部長代行 K.N

日本のファッションシーンを
牽引する舞台で、
トップ販売員に選ばれるまで

振り返ると、派遣スタッフとしての経験も含め、約15年間、多くのお客様が行き交う都内の百貨店でキャリアを重ねてきました。感度の高いお客様が集まる環境に身を置けることがうれしく、配属が決まった日は忘れられません。新人の頃から「いつかは店長へ」と志していた私は、誰に求められたわけでもなく、毎月ひそかに目標を設定し、達成することを励みに過ごしていました。

2013年に副店長、2015年に店長へと昇格。
さらに2018年には、全国の百貨店で活躍するスタッフの中から選ばれる名誉あるアワードにご推薦いただきました。売上だけでなく、リピート率やお客様満足度が問われる賞で、これまでのお客様との関係性を評価いただけたのだと思っています。

最初の第一声で、
「お客様と目が合う」状況をつくる

接客で大切にしているのは観察とヒアリング。もともと販売未経験だった私は、最初は型どおりのお声がけしかできずにいて、自分でも「これではダメだ」と感じました。会話が上すべりして、お客様と目も合わないまま終わってしまうこの状況を変えないと何も始まらない。そう考えて、そこからお客様を注意深く観察し、一人ひとりに合わせたお声がけを工夫し始めました。大事なのは、最初のお声がけでお客様の顔がパッと上がり、こちらと「ちゃんと目が合う」かどうかです。

長くご愛顧いただいている、あるお客様との出会いの場面もそうでした。遠目に見た時からハッとするようなおしゃれな方で、近くを通られた時、「向こうでお姿が見えた時から素敵だなと思っていたんです」と素直にお伝えしました。そこからお互いに何か響き合うものがあったのか、とても楽しく会話が弾み、お客様はその日ジュエリーを買う予定ではなかったにも関わらず、私の見立てをとても喜ばれてお買い上げくださいました。私があの時お声がけしなければ、お客様がAHKAHを知ることはなかったかもしれません。私の接客でブランドと自身のファンになっていただくことができ、自分の接客に自信を持つことができました。

自分の強みを生かして、
販売スタイルも
セルフプロデュースを

ここ数年は、店頭に立つだけでなく、本社で研修講師を務める機会も増えました。私がスタッフに伝えたいのは、「自分の強みを理解し、それを生かせる自分の販売スタイルを見つけてほしい」ということ。つまりセルフプロデュースです。たとえば私なら「ファッションのことならNさんに聞きたい」と思っていただけるような説得力のある身なりや会話内容、立ち居振る舞いは常に意識しています。私自身、素敵なファッションを見たり買ったりすることが、心の潤いにつながっています。そういった感覚を理解することは、お客様のラグジュアリーな体験を演出するうえで欠かせないと思います。ジュエリーのコーディネートにも普段からこだわっていて、「あなたが着けているのと同じコーディネートで買いたい」と言っていただくことも少なくありません。

二度の産育休を経て、
チャレンジを続けるAHKAHとともに
新しいステージへ

2025年、2人目の産育休から復帰したタイミングで、新たなチャレンジが始まりました。AHKAHのリブランディングに伴って、既存の店舗に加え、新たにPOPUPをおこないました。これによって私はフロアをまたいで2つの売場をマネジメントすることになりました。POPUPを展開していたフロアは、世界的なラグジュアリーブランドが並びます。新たなお客様に出会えるチャンスをいただけたことに、改めて身が引き締まる思いです。

店長になって10年が経ちますが、ずっと新しいチャレンジの連続で毎日が楽しいです。ほとんどのものがネットで買える時代に、それでもあえて店頭に来てくださるお客様のため、お買い物を記憶に残る特別な体験に変えることが私たちの役目。ジュエリーでお客様がパッと輝く瞬間をライブで体感するたび、毎回「この仕事をやっていてよかった」と思います。

STORY OF AHKAH JEWELRY

オートクチュールエンゲージ リング

今から10年ほど前、デザイナーにオーダーしたエンゲージリングです。中央のダイヤモンドを取り囲んでいるのは、私の好きなマーキスカットとペアシェイプのダイヤモンド。私からは使いたい石の希望だけ伝えて、デザイナーとのやりとりは夫におまかせしました。「ふたりの思い出の景色は?」とデザイナーに問われて、夫が答えたのが、一緒に出かけた温泉宿から眺めた雪景色。雪の結晶を思わせるデザインなのは、そういう理由です。